クラス SystemManager


  • public final class SystemManager
    extends Object
    Webアプリケーション全体で使用しているオブジェクト類のトータルの管理クラスです。 SystemManager は、 session オブジェクトの管理とアクセス/開放 の作業を行います。 上記のクラス(staticメソッド)へのアクセスは、もちろん直接呼び出して 操作することも可能ですが、サーバーのクリーンシャットダウン時やセッションの 開放時、初期化処理など、ある種の統合的なトリガを受けて、関係するクラスに イベントを伝えるようにすることで、Webアプリケーションサーバーとのやり取りを 一元管理する目的で作成されています。
    導入されたバージョン:
    JDK5.0,
    • メソッドの概要

      すべてのメソッド staticメソッド concreteメソッド 
      修飾子とタイプ メソッド 説明
      static void addCleanable​(Cleanable obj)
      初期化したいオブジェクトを登録します。
      static void addCleanable​(Cleanable obj, boolean flag)
      初期化したいオブジェクトを登録します。
      static void addSession​(javax.servlet.http.HttpSession session)
      session を記録します。
      static void allClear​(boolean flag)
      addCleanable( final Cleanable ) で登録したすべてのオブジェクトを初期化します。
      (package private) static void clearGE12()
      GE12からCONTXT PATHをhost:port/context/で登録している物を削除します。
      (package private) static void deleteGUIAccessInfo()
      アクセス統計テーブル(GE15)の再編成を行います。
      static int getRunningCount()
      システムにログイン中の、すべてのセッション数を、取得します。
      static UserSummary[] getRunningUserSummary​(String key, boolean direction)
      すべてのシステムにログイン中のUserSummary オブジェクトを取得します。
      static void removeSession​(javax.servlet.http.HttpSession session)
      session を削除します。
      (package private) static void sessionDestroyed()
      contextDestroyed 時に、すべてのセッションを、invalidate()します。
    • メソッドの詳細

      • addSession

        public static void addSession​(javax.servlet.http.HttpSession session)
        session を記録します。 管理者権限で、強制ログアウトさせる場合などに、使用します。 Servlet 2.1 では、HttpSessio#getSessionContext() より取り出した HttpSessionContextのgetSession(java.lang.String sessionId) で すべての session を取り出せましたが,Deprecated になりました。 セキュリティー上、好ましくない処理ですので,注意して使用してください。 common\session_init.jsp より登録します
        パラメータ:
        session - Httpセッション
      • removeSession

        public static void removeSession​(javax.servlet.http.HttpSession session)
        session を削除します。 管理者権限で、強制ログアウトさせる場合などに、使用します。 Servlet 2.1 では、HttpSessio#getSessionContext() より取り出した HttpSessionContextのgetSession(java.lang.String sessionId) で すべての session を取り出せましたが,Deprecated になりました。 セキュリティー上、好ましくない処理ですので,注意して使用してください。
        パラメータ:
        session - Httpセッション
      • getRunningUserSummary

        public static UserSummary[] getRunningUserSummary​(String key,
                                                          boolean direction)
        すべてのシステムにログイン中のUserSummary オブジェクトを取得します。 キーは、UserSummary の Attribute も含めた値が使用できます。 引数のキーは、内部で大文字に変換されたのち、内部キーとして使用されます。
        パラメータ:
        key - ソートするキー項目を指定
        direction - ソートする方向[true:昇順/false:降順]
        戻り値:
        ログイン中のオブジェクト
      • getRunningCount

        public static int getRunningCount()
        システムにログイン中の、すべてのセッション数を、取得します。 ちなみに、不正なデータが存在した場合は、ここでMapから削除しておきます。 ※ ConcurrentHashMap に変更したため、不正なデータ(ここでは、null データ)は、存在しない。
        戻り値:
        ログイン中の有効なすべてのセッション数
      • sessionDestroyed

        static void sessionDestroyed()
        contextDestroyed 時に、すべてのセッションを、invalidate()します。 注意:キャッシュで内部管理していたセッションが、すべて無効化されてしまいます。 よって、内部にセッションを管理しなくなったため、invalidate() もできません。 不具合が出るかもしれません。
        関連項目:
        HybsContextListener
      • addCleanable

        public static void addCleanable​(Cleanable obj)
        初期化したいオブジェクトを登録します。 オブジェクトは、Cleanable インターフェースを実装しておく必要があります。 実際に、clear() する場合は、ここで登録した全てのオブジェクトの clear() メソッドが呼び出されます。
        パラメータ:
        obj - インターフェースの実装
      • addCleanable

        public static void addCleanable​(Cleanable obj,
                                        boolean flag)
        初期化したいオブジェクトを登録します。 オブジェクトは、Cleanable インターフェースを実装しておく必要があります。 実際に、clear() する場合は、ここで登録した全てのオブジェクトの clear() メソッドが呼び出されます。
        パラメータ:
        obj - インターフェースの実装
        flag - trueの場合、コンテキスト停止時のみclear()を呼び出す
      • allClear

        public static void allClear​(boolean flag)
        addCleanable( final Cleanable ) で登録したすべてのオブジェクトを初期化します。 処理は、Cleanable インターフェースの clear()メソッドを順次呼び出します。
        パラメータ:
        flag - 完全終了時に、true
      • clearGE12

        static void clearGE12()
        GE12からCONTXT PATHをhost:port/context/で登録している物を削除します。 (web.xmlにTOMCAT_PORTを指定した場合に上記CONTEXT_PATHで登録されます)
        関連項目:
        HybsContextListener
      • deleteGUIAccessInfo

        static void deleteGUIAccessInfo()
        アクセス統計テーブル(GE15)の再編成を行います。 データの保存期間については、システムリソースのACCESS_TOKEI_ALIVE_DAYSで指定します。 データの作成された日時を基準として、上記の期間よりも古いデータは、物理削除されます。 ACCESS_TOKEI_ALIVE_DAYSが指定されていない場合、データの削除は行われません。
        関連項目:
        HybsContextListener